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[楽器修理]ペルー型チャランゴ 

ペルーのクスコの製作家Castilloのチャランゴです。
クラシックギターをそのまま小さくしたようなルックスはとっても愛らしいです。
本日オーナー様にお返しいたしました。
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フレット音痴がはなはだしいので指板取替えフレット打ち直しとなりました。
取り外した指板を重ねてみると・・・・。
うーん、これはいったい何を基準にフレットの寸法を決めてるんでしょうか?

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ヘッド部は縞黒檀の突板を貼り付けて再塗装。
上は加工前の突板です。塗装をするとぐっと高級感があがります。

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今回の楽器は金属弦仕様でした。エレキギターの弦を選定して張り替え。
ノーマル調弦(Am)でもOKですが、1音下げ(Gm)が落ち着いた感じで良いのではということになりました。

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[楽器修理]リーバス作キルキンチョ製チャランゴ 

10月の演奏ラッシュも一段落して久しぶりのBlog更新です。

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このリーバス作キルキンチョ製チャランゴのオーナーは知る人ぞ知るベテランフォルクローレグループ「ロス・ヤマタイコス」のチャランゴ奏者小黒謙治さんなのです。
この小黒さんの解説による
チャランゴ入門 [DVD]にお世話になった方も少なくないはずです。


今回は表面板のひび割れ補修とともに総合的なリペアのご依頼をいただきました。拙Blogへの掲載も快諾いただきましたのでご紹介したいと思います。

永年激しいストロークで弾き込まれた表面板はピックガードを通り越して摩耗し、あともう少しで穴があくところまで来ていました。
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表面板の薄くなっている部分を切除。
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新しい板を取付け
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バインディング用の段差加工。

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黒檀とラミンを交互に貼り付け。

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カンナで厚みを落としてやすり掛け。今日はここまで。

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[楽器修理]アルパ用?電動弦巻機 

弦交換の頼もしい助っ人「ストリング・ワインダー」お使いの方も多いと思います。

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でも、これは先端部分が取り外し式になっていて市販の電動ドライバー・ドリルに取り付けることができます。
商品名は「Turbo Tune」 Stewart-MacDonald で $7.95 で購入。国内ではサウンドハウスやAmazonでも扱っています。もちろんアルパ専用ではないですが、ギターの弦交換くらいならまあ、手で回しもさほど苦にはならないものの、弦が30本以上もあるアルパともなると気が遠くなりそうです。

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というわけで、お友達のアルパ奏者のところで実験してみました。
電動ドライバ・ドリルはホームセンターで購入した一番安いもの(もちろん回転方向が切換えられるものでなくてはいけません)
何ヶ所かヘッドが入りきらないところもありますがおおむね良好です。


今回は1本だけを張り替えてみましたが、やはり電動は早い、そして楽です。
全数交換の時のメリットは大きいでしょうね。




[楽器修理]チャランゴにエンドピン取付け 

 最近はチャランゴ演奏時にストラップを使われる方が多いですね。
今回は市販のギター用エンドピンを使って最も丈夫な取り付け方法を紹介したいと思います。
下は取付断面図ですが、チャランゴ本体に開ける穴は取付ネジよりも少し大きめにしています。コルクではさみ込むことによって力がボディに伝わりにくいようにしました。。
問題は手が入らないチャランゴの胴体内側に木片をどうやって取り付けるかですが・・・・。


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まずはボディに穴を開けます。ハンドドリルでゆっくり慎重に・・・。

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ボディ裏側に取り付ける木片。あらかじめ木ねじ用の穴もあけておき、ボディのカーブに合わせて角をやすりで落とします。

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両面テープでコルクを貼り付けさらに両面テープを貼っておきます。

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ボディに開けた穴からナイロン・テグス(古いチャランゴ弦)を入れてサウンドホールから出します。さらに木片の穴に通し「つまようじ」をくくりつけて中へ引っ張り込みます。
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やや力をいれて引っ張って両面テープをなじませます。

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サウンドホール側からテグスを外し、内側の木片が外れないように少しづつ木ねじを締めていきます。
最後は少し強めに締めても大丈夫です。(コルクがややへこむぐらい)
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完成。

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もしこの記事をごらんになってご自分でやってみようと思われた方はどうぞ慎重に作業なさってください。そして自己責任でお願いいたします・・・(^^;
ご意見、ご質問などおまちしております。


ベネズエラ・クアトロ完成 

ようやくベネズエラ・クアトロの試作品が完成いたしました。

実は4月末に出来上がっていて三木山フォルクローレ音楽祭にも

持って行ってはいたのですが、その後あまりの鳴りの悪さに

表面板と裏板の塗装を剥がし再度カンナがけして厚みを減らしました。



まだまだ満足のいくものではありませんが多くの演奏家の方に

試奏していただいてご意見をうかがいたいと思っております。

もしご協力いただける方がおられましたらどうぞご連絡くださいませ。


Cuatro Venezolano hecho en Japon

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Cuatro Venezolano

主な仕様

表面板 : シトカ・スプルース

側板・裏板 : マホガニー

ネック・ヘッド : マホガニー

指 板 : 縞黒檀

弦巻き : Grover 18:1 Sta-Tite Slotted Peghead Guitar Machines



弦 長 : 約540mm(15フレット・ジョイント)

塗 装 : ラッカー(半艶仕上げ)

概略寸法 : 長さ770mm×幅243mm×厚み90mm





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