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[楽器修理]Pazti(パッツィ)のチャランゴ 

ボリビア・スクレの名工「ヘラルド・パッツィ」とその息子「アルマンド・パッツィ」の
共作となるチャランゴです。あまり日本では知られていませんがアルマンドで3代目と
なる老舗で芸術的にも楽器としても価値のある銘器を生み出しています。

5年前に亡くなった古くからの友人が輸入を手がけたものが縁あってうちにやってきました。
いろいろと実用には問題点があるので全面的にオーバーホールした上でどなたかに
使っていただきたいと思っています。

その問題点は
・表面板裏の補強が剥がれかけていて異音を発している。
・表面板ひび割れ、傷多数。
・弦高が高すぎる。

というわけで表面板、指板ともに新しく作り直すことにしました。
2008-04-07No(001).jpg2008-04-07No(010).jpg
2008-07-15No(002).jpg

表面板のデザインはそのままコピーしますが・・・、
2008-07-16No(001).jpg
この小さいサウンドホールではミラーも入らず内部の点検が出来ないんです。
いろいろ考えた末、Shadowのピックアップでエレアコ化することにしました。
プリアンプの取り付け部を点検口代わりにしようという目論見です。

天国の友人に「貴重なマエストロの作品に何てことするんだ!!」って怒られるか、
あるいは「面白そうじゃん、どんな音になるかたのしみだね?」と言ってくれるかな。




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コメント

お邪魔しました。

インティさん。初めてコメントさせていただきました。先回の陶器のチャランゴといい、素晴らしいですね。
表面板と本体はニカワで張り付けて
いらっしゃるのでしょうか。
  • [2008/07/28 12:49]
  • URL |
  • ミッシェルと申します。
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こんにちは!

ミッシェルさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

陶器のチャランゴは表面板の接着ですが、
今回は「タイトボンド」を使いました。
陶器と木材の接着はニカワでも問題なさそうです。
2×5mmのローズウッドを周囲に巻いて
隙間に同じローズウッドのおがくずをニカワで
練ったものを充填しました。
これは私がキルキンチョ製チャランゴを再生する時と
同じやり方法です。

REこんにちわ!!

インティさん。早速のコメントありがとうございます。そうですか。
弦楽器では、ニカワというのは聞いていたのですが、陶器と木でもOKなのですね。

おがくずとニカワですか。
ケーナの場合も竹の切った粉と一緒に
エポギシ樹脂と一緒に混ぜて使います。
  • [2008/07/28 21:33]
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  • ミッシェルと申します。
  • [ 編集 ]
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5年・・・

もう5年ですか、早いものですね。

その方は
カルカスのトヨやトゥパイのチャランゴなど、
貴重な楽器も私に譲ってくれて(売ってくれて)
今でも大切に使わせてもらっています。

使われない楽器は鳴りませんよね。
価値を分かる方が修理して、使うのなら
あの方も喜んでくれるんじゃないでしょうか。

>ミッシェルさま
実際には陶器部分と表面板だけの接着の問題ではではなくバインディング
(周囲に巻いた木材)とニカワ・パテを含めた状態で強度を保ってますので、
たとえばセラーノ型やカルカス型のようなバインディングなしのものだと
ちょっと自信が無いですね。
ニカワやタイトボンドのような水溶性の接着剤は「再修理が出来る
(いざとなったらやり直しがきく)」のがメリットだと思います。
エポキシ接着剤でチャランゴ作れば丈夫なものができるでしょうが
修理しようと思うと大変なことになりそうです。

>つーぢーさま
そう言っていただけると心強いです。楽器の修理・修復には
いろんな考え方があるのですが、私はオリジナルの状態を出来るだけ
残しつつ、自分の気に入らない部分はとことんまで改良する
ようにしています。
それが良いのか悪いのか分らなくなる時もありますが・・・。
実際、作業してる時間より楽器を眺めてる考え込んでる時間の方が
長いかもしれません。

しかし、もう5年、ほんとうに早いものですね。
いまでもひょっこり関西に遊びに来そうな気がするのですが・・・。

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